GraphQL vs tRPC: スキーマファーストかTypeScriptか?
GraphQLは言語非依存でスキーマベースのクエリレイヤーであり、tRPCはスキーマやcodegenなしでクライアントとサーバー間にend-to-endのTypeScript型安全性をもたらします。
GraphQLは任意のクライアントや言語が利用できる型付きスキーマを定義し、柔軟なクエリと豊富なエコシステムを備え、パブリックAPIやポリグロットなクライアントに適しています。tRPCはTypeScript専用で、サーバーのprocedureが完全に型付けされたクライアント呼び出しとしてインポートされ、フルスタックTSアプリからスキーマとcodegenを排除しますが、TSの世界の中に限られます。GraphQLは柔軟性と相互運用性を、tRPCはTSのmonorepoでの摩擦のない型安全性を重視します。
| GraphQL | tRPC | |
|---|---|---|
| 言語 | 任意 | TypeScriptのみ |
| スキーマ | 明示的、型付き | コードから推論 |
| Codegen | しばしば必要 | なし |
| クライアント | ポリグロット、パブリック | TSフルスタック |
| 最適な用途 | パブリック/多様なクライアント | TSのmonorepo |
ユースケースと型安全性
GraphQLは形式的な契約を必要とするパブリックAPI、モバイル、ポリグロットなコンシューマーに適しています。tRPCはクライアントとサーバーが型を直接共有するフルスタックTypeScriptアプリ(多くはNext.js)に適しており、スキーマなしで即座にend-to-endの安全性をもたらしますが、TS以外や外部のコンシューマーを同じようにきれいに扱うことはできません。
CIにおいて
GraphQLのパイプラインはスキーマを検証しクライアントのcodegenを実行します。tRPCはTypeScriptコンパイラに依存するため、type-checkが主なgateになります。どちらもマネージドrunnerで動作し、より高速なrunnerはtype-checkとcodegenのステップを短縮します。
結論
形式的で柔軟な契約を必要とするパブリックAPIやポリグロットなクライアントには、GraphQLです。摩擦のないend-to-endの型安全性を望む社内のフルスタックTypeScriptアプリには、tRPCです。tRPCはTSのmonorepo内では優れており、GraphQLは外部やTS以外のコンシューマーが重要な場合の選択肢です。